2009年4月
フィリピン・海外ドクターツアーで感じたこと
1) 良いドクターは世界中どこにでもいる、むしろ診断装置、機械に恵まれていないところでは、彼らの診断能力は驚くほどきわめて優秀である。
2) たとえ小児科医、眼科医であっても、総合的な診断能力(内科的、外科的な)を当たり前のように具えている。
3) ドクターも看護師もスタッフもなぜか根っから明るい。特に恵まれない、より幸せの薄い人たちへの愛情は私たち日本人にはかなわない。
4) 市内の地域の人に貧富の分け隔てなく、より深く接する機会がありました。私が行くことを1日中待ち望んでおられた方々(より貧困な食事もままならない人々です)がいまして、
|
一瞬お会いして病変を軽く触診しただけで、ものすごく喜ばれたのには驚きました。別に手を当てただけで、診断し治療したわけでもないのにです。マザーテレサのなす業のような事なのでしょうか。
5) セブ(観光都市)、バコロド(かなり貧困層が多い)で様々な業種の方とお会いしましたが、より幸せの薄い(フィリピンではよく英語でLess Happierと言います)方々への寄付は我々の感覚で言うと10倍以上の支援を恵まれている人々が恵まれていない人々に行なっているようでした。
6) フィリピン原住、中国系フィリピン、インド系、イギリス系、フランス系、スペイン系、シンガポール系、マレーシア系、アラブ系など人種のるつぼです。日本人の永住も。宗教は厳格なカトリック系が多く、堕胎は禁止され自然と家族は子沢山となります。
|